私は工務店で建ててもらおうと決めていたため、土地購入から考え土地探しから始めました。土地探しはたいへんな苦労でした。
どうして自分で土地を探そうと思ったのか？
建築条件付きの土地では、自分がメーカーを選べないために土地から探しましたが、メーカー（工務店）を選んで、その担当者に探してもらうという選択肢もあります。しかし、私はそれを選択しませんでした。土地は妥協をできるだけしたくなかったため、もし担当者が毎回紹介してくる土地が、気に入らなかったら断り続けると申し訳ないと思ったからでした。
最終的に不動産会社で土地を購入し、売買契約を結びました。この不動産会社の担当者は、施主である個人とこのように売買契約を結ぶのは初めてだったようです。住宅を建てる場合はほとんどハウスメーカーが来て交渉しているらしいです。
土地は、日射取得ができるか、理想の間取りができるか、ガスや水道が引き込まれているか、高低差などで外溝にお金がかからないかなどチェック項目があるため、面倒な人はメーカー（工務店）に探してもらうことが良いかもしれません。
建築条件付き土地が多い訳
土地探しをした人なら分かると思いますが、建築条件付きの土地が多いのです。土地探しをして苦労せずに探せましたという人がいたら、その人はきっと運の良い人でしょう。
立地や日当たりなどの条件の良い土地は、売りに出たらすぐに不動産会社や住宅会社がすぐに買い付けます。土地を探し始めたときは気づきませんでした。探し始めてすぐに分かりました。メーカーはよい土地を押さえておけば、土地からもお客さんが来ることを知っているのだと。至極当然のことです。
住宅の立地の大切さ
土地を探し始めると、子供の学校へのアクセスやスーパーの位置など土地に対する要求が強いことに気づきます。住宅に求める調査からも土地の比重がかなり高いことが分かります。
確かに「最高の土地に不満のある建物」と「最低の土地に大満足な建物」どちらを購入するのかと聞かれると困ってしまいます。
建築条件は解除できるのか？
建築条件付きの土地は解除できる場合があります。解除してもよいと言ってくれるメーカーが実際にいました。ただ、申し分のない土地というより、メーカーが建築条件付きとして土地を売りに出して一定期間売れなかった売れ残りである場合が多いです。
また建築条件付きの土地は、売主が住宅メーカーなので土地で利益を出さなくても良い関係上、相場より安い場合がほとんどです（私が探していたときはすべてそうでした）。そのため割増料金になることもあると思います。
建築条件付きの土地になる前の大きな土地の文筆を狙う
私は具体的にSUUMO（スーモ）、at home（アットホーム）、LIFULL HOME’S（ライフルホームズ）、不動産ジャパンで土地を探していましたが、建築条件付きの土地でない場合で売りに出ている土地で多いのが200坪以上の土地でした。これでは大きすぎるため、土地を分筆してもらわなければなりません。
しかし、土地を売る側としても一括で購入してくれる住宅メーカーやアパートなどを建てる建設会社に買ってもらった方が、文筆して個々に売るのに比べ手間が省けるため、なかなか承諾してもらえません。実際に何回も断られました。しかし、結局はこの方法で土地を手に入れることができました。
またこの場合は、文筆されたあとの残りの土地に住宅が建つのか不確定なので、それも考慮していた方が良いです。私が購入した土地の場合は、住宅が建ちましたが。。。
欲しい土地周辺を回って足で稼ぐ
不動産情報サイトで探して、欲しい土地に辿り着けばよいですが、そうとも限りません。このような大勢が目にする不動産情報サイトに情報を掲載にするには、費用がかかるため地元の不動産会社は情報を載せない場合もあるし、そもそも載せる気もない不動産屋もあります。そのため、不動産屋を一軒一軒回ることで不動産情報サイトにない物件に出会えることもあります。（これは地域差があると思う）
次のケース
- 売主が不動産会社
- 不動産会社が囲い込みしている場合
- 不動産会社が地主と一般媒介契約をしている場合
私が購入した土地は売主物件で売主が不動産会社であったため、文筆費用は必要でしたが、仲介手数料はかかりませんでした。土地を探していて売主が不動産会社ということが多々ありました。これは、土地情報の「取引態様」の欄で確認できます。
地主は仲介会社を探して売却するほうが高値がつくのですが、すぐに現金が欲しい場合は不動産会社に売却しているのでしょう。要らなくなったものを自分でヤフオクなどで売却する方が高く売れるけれど、ハードオフなどの買取専門店ですぐに売りたい人がいるのと同じ感覚なのでしょうか。
土地はスピードが重要です。不動産情報サイトの新着情報のお知らせに登録したり、不動産会社を回って新しい土地が出たら紹介してもらえるよう依頼したり、実際にその土地に行って売物件の看板を探すなど、煩わしい労力が必要となります。
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