都市化が進むと幸せではなくなる~理想は田舎暮らし

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最近は、田舎へ移り住む人が以前に比べ多くなってきました。歴史的にみて都市化が進んできたあと田舎から都会へという動きしかなかった。例外的に、北海道への疎開などがあるのだろうが。。。

個人的な意見ではあるが、色々考えた結果、子育てで一番コスパが良いのは田舎暮らしだと思っている。子どもが生き生きすれば家庭が幸福になる。

国土構造の都市化は続く

戦後、一貫して町村の数は減少し、市の数は増加。また、政令指定都市、中核市制度が創設され、その数も一貫して増加。更に、平成の合併により町村数は大幅に減少、市の数が大幅に増加。2050年までに、現在、人が居住している地域の約2割が無居住化するという。

出典:総務省

コロナ禍で、都市化に歯止めがかかるか注目されるものの、三大都市圏の人口シェアの上昇は今後も続くと予想され、時代は都市化の趨勢。

子どもは野に放て

【公式】養老孟司 『ありのままに』 教育の話(前編)
  • 学習とは感覚として入力し、運動として出力して脳を活性化させること。
  • 小学校の校庭を舗装してしまうと平らで同じ硬さの地面しかない。野山や土だと五感を刺激できて脳が発達する。
  • 都会はコンクリートに囲まれ、入力に問題がある。

 

 
 

人間は脳(意識)と身体(自然)のバランスで生きているが、都会に住む人たちは、意識偏重になりがちである。健全な生活を営むためには、農村の自然に接した生活をより一層取り込んでいく必要がある。都会の子供は自然から隔離され、意識(ヴァーチャル)の世界に閉ざされている。

バカの壁から引用

脳(意識)と身体(自然)のバランスが崩れるとどうなるのか?

養老先生が、東大に勤めていたときに、患者さんに言われた内容。「ある先生に診てもらっているが、その先生は人の顔も見ないし、手も触らないと」それでは、この先生は、何を見ているかというと、コンピュータなんです。つまり、データです。目の前に患者がいるのに、その人を直接見て診察するのではなく、蓄積したデータに従って診察しているという話です。

これからの時代に必要な学びとは?

養老孟司さんと考える これからの時代に必要な学びとは? 長野県 学びの県づくりフォーラム Vol.2

(1時間15分12秒から)
教育ということでは、私は小学生の頃は勉強をしないで遊んでいていいんじゃないかという意見です。人間には適切な時期というものがあって、早期教育は逆に子どもを苦しめ、その割には結果が得られない。また、今の教育は一律横並びですから、そのシステムに合う子ども、合わない子どもが出てくる。むしろ今やらなければいけないのは、体を使わせること運動です。とにかく体づくりが第一です。東京大学なので頭の言い方たくさん見てきました。でも大事だったのは、頭の良さじゃない。頭が丈夫だということです。これは、どこにいても何が起こっても、的確な判断ができるということです。運動の次に学業でいいんじゃないかと思います。

一律の教育指導要綱は、保身のためにしか機能しないと遠回しにおっしゃっていました。

早期教育は必要か?

ずいぶん前の話になりますが、下の子の幼稚園の入園説明会に行ったとき、園長が父兄に対して語った内容がとても印象的で今でもはっきりとよく覚えています。

園長
園長

昨今は、様々な幼稚園が早期教育に熱心で、●●式教育法など色々あり、取り入れたりしておりますが、私たち園では一貫した教育法のもとにそういった、いわゆる早期教育にはほとんど力を入れていません。先生たちが園児たちに真心を持って接し、子ども達には、元気に過ごしてもらい、幼稚園で楽しく伸び伸び育って欲しいと思っています。

学歴社会で受験世代の父兄たちは、子どもを早くから他の子ども達より学力的にも優れたものを期待している人がほとんどのように感じます。そのなかで、はっきりと敢えていわゆる早期教育には、力を入れていないと父兄に伝える園長先生に好感を持ちました。

大自然に囲まれるノーベル出世街道

富山市の国道41号沿線に「ノーベル街道」と名付けられている場所があります。日本でこれまでノーベル賞を受賞した12人のうち、5名にゆかりがあるといいます。

この街道を以前に通過したとき、こんな場所に一度住んでみたいと思いました。

富山市の観光公式サイトより引用

神通川が流れ、飛騨山脈がそびえる五感を刺激する大自然。ノーベル街道と呼ばれるようになったことは、偶然ではないのかもしれません。

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家づくりについて考える―中庭のある平屋暮らしー

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