風水(家相)を取り入れるのか迷ったら

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家づくりをはじめると、一度は風水(家相)について考える人が意外と多いのではないでしょうか?

風水と家相の違い

まず「風水」の起源についてですが、諸説があり有耶無耶であるようです。そのため、風水といっても様々な流派があり、大きく分けると山や川などの地形を重視する流派と易や方角などを重視する流派に分かれます。易や方角を重視する流派から日本独自の神仏習合思想や陰陽道など影響を受けたのが家相となります。参照サイト

なぜ風水(家相)が気になる人がいるのか?

ほとんどの場合、風水(家相)が気になるひとは、一握りの人たちを除いて風水(家相)に詳しくない人が、ほとんどではないでしょうか?何故かといえば、詳しくないから気になるのです。風水に知悉している人は、そもそも迷わず必ず取り入れるでしょう。

風水(家相)が気になる理由

  • 親族などに風水(家相)について助言された。
  • 知人に風水に凝っている人がいる。
  • 風水について書籍やメディアで触れ、気になったことがあった。
  • 風水グッズなどで影響を受けた。
  • 家づくりを勉強していると、風水のことを書いている人が少なくない。
  • 地鎮祭があるため。

地鎮祭と家相が似ていると思う理由

家を建てるとハウスメーカーから必ず「地鎮祭はどうされますか?」と聞いてきます。強制ではなく施主の意向と説明されるため、施主側は決まって「みなさんどうされていますか?」と聞くのではないでしょうか?

経済的には、地鎮祭はしない方が安上がりのため良いのでしょう。しかし、昔からのしきたりがあり、初詣に出かけるように、断る積極的な理由も見つからないため、地鎮祭をする人は半数はいるのではないでしょうか?ちなみに、私も地鎮祭しました。

土地の神様に工事の安全と完成の無事をお祈りする地鎮祭。地鎮祭をする人のなかには、特にしてもしなくても同じと思っている人も多いはず。

古来、日本で都の建設に風水(家相)を導入したのは、疾病の蔓延や地震などの天災が神の祟りと考えたため。土地の神様にお祈りをする地鎮祭と根底にある考え方と似ています。

風水信者だが全く取り入れなかった(私の場合)

私は風水が好きな方だと思いますし、信じています。しかし、その風水などという自然界の大きな叡智に小さな家をどのようにするかと考えたところで、幾何の影響があるのかと思ってしまいます。そして、風水は気にしだすとキリがありません。(あくまで個人的な意見)

 
 

ゆっくりと寛ぎたい、安らぎたいという「癒し」の感覚・・・誰もが癒しを求めてさまよい、そして癒しの場所へ辿り着きます。もちろん、それが自宅の人もいるでしょう。しかし、広い空間でのびのび寛げたという人はたくさんいますが、狭い限定された空間で寛げたという人は多くはないはずです。都会に生きる現代人は、もう十分なほどに狭い空間に押し込まれすぎています。満員電車、オフィス、狭い都市のマンションから一戸建て、自室に至るまで、私たちは限定された空間の中で、まるで小さく丸まったように生きている気がしてなりません。抜けるような青空のもと。広大な大自然の中に、「もっと自分を解放してあげてもよいのでは?」と、思うこともしばしばです。そんな時、人は旅に出るのではないでしょうか。人が旅に出る目的は、「気分転換」という言葉に表されるように、今までの気分を転換するものであり、それはとりもなおさず、「気」と呼ばれるエネルギーの転換を求めるものであると私は考えています。

4,5頁から引用

パワースポットを巡ることが好きなのは、大地に流れるエネルギーや自然界の不思議な力に癒されるからです。この本で紹介しているパワースポットは神社、寺、自然の場所です。住宅街の個人的都合で選んだ土地は、制約されるため、ほとんど風水的には良くないことばかりではと思います。

それゆえ、生活したあと、気になったときにでも、部屋のレイアウトを変えたり、装飾品などでカバーしていこうと考えました。(現在、まだ何もしていませんが)

まとめ

限りある敷地の、小さな家に風水を取り入れるのは制約だらけです。もし、飲食店を新規オープンさせるなら「風水や家相を気にするのか?」、それとも「仕入れ先や調理の仕方を重要視するのか?」両立させるのは理想ではありますが、優先順位は明らかです。

風水は、金運や健康運など人によって動機は違うのかもしれませんが、人生を幸せに暮らしたいと願うことは共通しています。家づくりに風水を導入して、理想していた間取りにならないなら本末転倒です。もっと家庭が幸福になるような間取りを楽しく考えたり、話し合ったりする方が運勢があり、エネルギーが集まるように感じます。

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