カーテンをつけない生活

間取り
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私の家は、一軒家の平屋ですが、カーテンがありません。

カーテンだけでなく、ブラインド、ロールスクリーン、シェードなどもありません。

カーテン費用は侮れない。カーテンにはレールがなければならないし、どうせ新築だからとオシャレなものにしたくなります。また、出費を抑えようと既成カーテンにしようとしても、すべてが窓の大きさに合わないことがほとんどでしょう。

中庭ならカーテンをつけない選択肢も

中庭で平屋の場合、中庭側は誰にも覗かれる恐れがない。では外側というと、すりガラスのスリット窓にしました。スリット窓は頭が通らないサイズなので防犯的に安心感があります。

家を建てる前から、住宅街を散歩していてよく思っていたことがあります。それは、多くの家が、夜はもちろんのこと、昼間の天気の良い日でもカーテンが閉まっている。。。これは、もったいない。明らかに家に人がいるのに。大きな窓があっても、ほとんどカーテンを閉めているなら意味ないのでは。こんなこともきっかけで、カーテンのない家にどうすればよいかと考えました。

カーテンをつけないようにするには、中庭を設けるほかにも方法があると思います。土地から考えれば、高台や奥地などの利用。高窓にする、2階リビングにする、衝立を使えるように設計、壁を設ける、植栽、外溝でカバーするなど。

カーテンをつけない生活の感想

では実際住んでみてどうだったか?

建てる前からプライベートという面では、もともと中庭側にはカーテンをつける予定はなく、夏の日射遮蔽のために、カーテン必要かもと考えてました。そして、ひと夏過ごしてからカーテンをどうするか決めようと予定してました。結果、去年の夏はカーテンなしで過ごしました。

     本当は、外付け遮熱スクリーンやブラインドを付けるのがよいのでしょうが。

  • 予算
  • 外付けなら電動なので故障も心配

      この2点の理由で、すぐに却下としました。
      家のメンテナンス費用は、故障などの比重も大きいと考えている。


それでも、夏場に室内に侵入する熱の約70%は窓からと言われるように、何もないとさすがに暑い。そのため、夏場は昔ながらの簾(すだれ)を立てかけました。9月中旬に簾は倉庫に保管し、また何もない状態としています。

カーテンのない生活をして気づいたのですが、スッキリ!

掃除も楽だし、カーテンも購入する必要なし。

カーテンがないメリット・デメリット

  カーテンがないメリット

  • 見た目がスッキリする。
  • 開放感がある。
  • 部屋が広く感じる。
  • 光が中まで入り込み明るい。
  • 冬の日射取得は最高。
  • カーテンを洗濯する必要がなくなる。
  • 掃除が楽になる。
  • 購入費用がかからない。
  • カーテンも機能低下による寿命あり、買い替え費用なし。
  • レールなど余分な穴あけの必要なし。
  • 開閉の手間なし。
  • 結露が起きにくい。
  • 窓を開けるとカーテンがない分だけ風通しが良い。
  • 朝日の光に反応して自然な目覚めができる。

  カーテンがないデメリット

  • 外から覗かれる。
  • 外の光の調整ができない。
  • 暑さ、寒さの調整できない。
  • 紫外線対策できない。
  • 直射日光が当たる場所は、フローリングなど日焼けしてより変色する。
  • カーテンを使った部屋のインテリアができない。
  • 朝日で目が覚めてしまう。
  • 暗くする手段がない(映画鑑賞や夜勤で昼間寝る人など)

補足

ほとんどの人が、明るい部屋が好きだと思います。そのため、家に必要以上に窓が多くなりがちです。工夫をしてカーテンが必要ない設計をすれば、少ない窓で部屋は明るくなります。そうすれば、余分な窓を減らすことができます。窓が少なければ、費用は抑えられ、断熱性能も格段に上がります。

外構や植栽の目隠しは早い段階で構想するべき


カーテンを開けてもプライベートが確保できるのか?夜はシャッターが必要か?そのための、間取りなどを良く考え、外構や植栽などの目隠しまで早い段階で構想しておくとよいと思います。

設計事務所は、かなり考え込んだ設計をするのでしょうが、メーカーや工務店はそこまで親身になってくれる担当者は少ないと感じます。ほとんどが、外溝や植栽を考慮して窓の位置を考えてくれないです。

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